2012年10月14日日曜日

野反湖ライド(3日目)


この日は6時くらいに起床。30分くらいまどろんだ後にモソモソ起きて聖闘士星矢Ωを見てから朝風呂に入り、ゴーバスターを見てから朝食です。朝食も美味しく、ご飯を4杯いただきました。魚の練り身を揚げたみたいなヤツが特に美味しかったですね。

朝食

この日はいよいよ野反湖へのヒルクライムに挑戦する日です。使う装備だけ残してあとは自宅に発送しました。くま先輩とBB先輩、Kは自走で、自分とチャミ山は吾妻線(輪行)で長野原草津駅に向かって約30kmのショートカット。これもヒルクライムで潰れないようにするためです。

小野上温泉駅を出発する3人

輪行のパッキング中

吾妻線は本数が少ない

小野上温泉駅ホームから下り方面の眺め

吾妻線

吾妻線て、ドアを手で開けるんですね。知らなかった。で、11時くらいに長野原草津口に到着。自転車を組み立てていたらくま先輩たちが到着。不要な荷物をコインロッカーに預け、軽量化を済ませて出発です。

長野原草津口駅

駅からの眺め

最初の目的地は道の駅六合("くに"と読みます)です。長野原草津口からは約10kmほどと短い距離ですが、割ときつい斜度の上りがあるのでそこそこ時間がかかります。この区間は比較的下りが多くあるので、体重を利用して加速、その先の上りで足を使わないようにして走りました。道の駅でしっかり食べてしまうと重たくなるので、くにっこハウスで軽く食べて出発。いよいよここからが本番です。

道の駅を目指す3人(くま先輩はすでにカーブの先)

道の駅に到着

くにっこハウスで食べた焼きおにぎり。漬物も美味しかった。

このときのウェアは長袖のインナーに夏用の長袖シャツ、膝までのレーパン+レッグウォーマー、指出しグローブにインナーグローブといった感じでした。これで大丈夫かな?と思っていましたが甘く見てました。ちょっとでも木陰に入ると空気の温度が下がるのが分かります。もっとちゃんとした寒さ対策をしてくるべきでした。

17℃(帰りは15℃でした)

こんな感じの

坂道を

ひたすら上っていきます

写真があるのは撮る余裕のあった斜度の坂です。もっとキツイ斜度の坂では撮影なんかしている暇はありませんでした。今回のヒルクライムでは足を着かずに上りきるという目標を設定していました。止まったらもう走れない!とかこのひと漕ぎが明日の実力と自信になるんだ!とか自分を励ましながら上がって行きました。

人間の感覚とは不思議なもので、キツい坂を上り続けているとある程度斜度の緩い上りでは下り坂のようにクルクル足が回り始めます。普段の平地走行だったら十分きついなーと思うくらいの坂のはずなんですが。こういった区間で一息ついて次の坂に挑んでいく、というサイクルができていました。

が、残り2kmを切ったあたりの坂が冗談抜きで辛かったです。足を休めることができる場所がほとんど無く、10%の上りが続きました。残り1.3kmくらいまで頑張ったのですが、ダンシングしたまま転びそうになったので、クリートを外せる余力のあるうちに降りて休憩し、少し押して歩きました。

残り2km。ここからR405さんが本気出してきます

SPD-SLだからかもしれませんが、歩き出してすぐにふくらはぎの張りが尋常じゃなくなってしまいました。これなら乗ったほうが楽だと思い、1kmあたりから再度ヒルクライムにアタック。残り500mを過ぎると、隣の山の稜線が見えてきて空の割合が増えていきます。また、左手に建物が見えてきました。やっと野反湖に到着です。なんとか登りきることができました。

くま先輩の話では、自分は5分ビハインドだったそうです。身内の中では2番目の早さだったとか。「10kg体重を落としたら抜かれるかも」と先輩は言っていましたが、筋肉を落とさず体重を落とすのは難しいのでそう簡単にはいかないんじゃないかと思います。あと前日の走行距離も短いし、この日も30km輪行で済ませたってことも大きいと思います。まぁ一番大きいのはコンパクトクランク×28Tというヒルクライムが楽な仕様だったと思いますけど。

野反湖

記念撮影

後続を待っていると汗が冷えて仕方なかったため、ウィンドブレーカーを着ましたがそれでも寒かったです。天気が良かったこの日だったからこそなんとかなりましたが、少しでも天気が崩れていたら絶対に凍えていたでしょう。来年は冬用のジャージとフルフィンガーグローブ、ロングタイツとシューズカバーが必須だと思いました。

BB先輩とKの到着後、野反湖の反対側まで行ってみることにしました。Kは足のダメージがあるので休憩所に残ることに。BB先輩はレッグカバーの合わせ目が痛くて途中で引き返したそうです。

湖の反対側へ行く道は約5kmでしたが、起伏が多い道でした(野反湖までの終盤には及びませんが)。特にラスト1kmくらいはかなりの勢いで下るのと、ヘアピンが連続するので正直怖かったです。


反対側から野反湖を見る

野反湖の水はここから日本海側に流れていくそうです

野反湖はコンクリートではなく、石で固めた珍しい製法のダムなのだとか

反対側の風景その1

反対側の風景その2

反対側の風景その3

反対側で記念撮影

休憩所のトイレで用を足してからダウンヒル開始。たしか3時くらいでした。くま先輩にはコーナリングのたびにどんどん離されてしまいました。2~3個目のカーブでもう背中が見えなくなっていました。自分は先輩ほど下りのテクニックが無い(本格的なダウンヒルは初めてなのでテクニックも何も無いのですがw)ので、50km/hを超えないよう気をつけてマージンを取りつつ下りました。

途中、あまりの寒さに1回止まって休憩して道の駅で皆に合流。BB先輩はカンチブレーキが効きすぎて一回転したそうです。が、幸いにも軽傷で済んだそうで何よりでした。ウェアへの被害は結構大きかったようですけど。

道の駅のくつろぎの湯で冷えた身体を温めてから長野原草津口駅まで集団でダウンヒル開始。この集団走もそうでしたけど、ダウンヒルで体重移動でコーナーをクリアするのはとても楽しかったです。バイク乗りの皆さんが峠を攻める理由がわかりました。あと、常に前を見ていないといけないので、首の後ろが辛くなります。このあたりはアイウェアがあるとだいぶ楽になると思います。

16時40分頃に駅に到着。電車は17時30分発だったので、ゆっくりパッキングして帰路に着きました。家に着いたのは21時くらい。

実に楽しい3日間でした!また来年も行きたいですね。

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