2016年6月15日水曜日

富士ヒルクライム2016

昨年に引き続き、富士ヒルクライムに参加してきた。1h40m台後半という成績を21分縮めて、1h19m台前半でゴール。欲しいなぁと思っていたブロンズ獲得に成功した。来年は新車を用意して、シルバーに挑んでみたい。

例年寒い時期に落ち込む走行量が、今年はpedalistのスクールのおかげで地力が減少せず、ベースの体力を維持できたのが大きかった。加えて、4~5月に開いてくれたヒルクライムスクールで出力を上げることができたことも成績に繋がったのだと思う。


体重の方は、朝と昼を絞って夜はあまり我慢しないという方法で、62kg台に落とす事ができた。世間一般で言われているのとは逆だけど、自分的にはこれが一番ストレスなく摂取カロリーを落とせるやり方だった。


■富士ヒル前(月曜日)
最後のヒルクライムスクール(FTP測定会)に参加。提示された目標には及ばなかったものの、4月初回に測定した数値よりは向上していた。このときは、11-28Tのロー側3段目で踏んでいたのだけど、ケイデンスが高かったのか心肺がキツくて吐きそうになってしまった。かといって4段目に挙げると一気に重くなるので、保たなさそうだという状態。貧脚は11-28T常用で充分、と考えていたけど、そろそろスプロケを見直してもいいのかもしれない。

■富士ヒル前(火~木曜日)
帰宅後、届いていたアイマス10th LIVE BDを流しながらローラー走。低強度高回転で心拍数を上げるだけ。晩酌をどうするか悩んだものの、BD観ていてテンションが上がってしまい、結局3日間でウイスキー一本空けてしまった。

■富士ヒル前(金曜日)
帰宅して準備して就寝。それだけの日。twitter上で飲み会の話題が挙がっていたけど、さすがにこの日はお酒を我慢した。

■富士ヒル前日
B.B.先輩が駆るハイエースに自宅前まで迎えに来て貰い、出発。メンバーはB.B.先輩とくま先輩、大学時代の後輩のSと俺の4人。道中は渋滞に巻き込まれ、事前受付を済ませたのは16時頃だった。友人のラパンドラさんと合流できれば、と思っていたけど、とっくに事前受付を済ませていて、2合目まで試走していたらしい。

受付後、自転車を組み立てて宿まで15kmほど走行。今回利用したのは山中湖側にある、夫婦で経営しているペンションだった。ここは落ち着いていて良い宿だったので来年もここでいいかも。前日は当然禁酒すべき日なので、食事の際の飲酒は我慢した。ただ、部屋でB.B.持ち込みのワインを一杯だけ頂いてしまった。意思の弱さには定評があります。

食事の後、入浴まで時間があったので軽く一眠り。風呂のあとはトップコンディションとアミノバイタル、Mag-onを飲んで就寝。

■富士ヒル当日
03:15  iphoneのアラームで起床。荷物を纏めた後、まだ時間に余裕があったので、二度寝。

04:00  寝過ごすw

04:10  くま先輩にドアを蹴られ、その音で起床。慌てて纏めた荷物を運び出し、チェックアウト。

04:30  移動中の社内で朝ごはんを食べる。あんパンとおにぎり、カスクート、濃い目のカフェラテで合計1,000kcalくらい。食べる前に、置きぬけの胃に負担をかけないよう胃薬を飲んでおく。

05:10  途中コンビニで補給を済ませ駐車場到着。準備して会場へ。会場までの道は4.3kmほどあって、150mくらい下がる。つまり大会後はこれを登るってことか…とげんなりする。来年は別の駐車場が当たるよう祈るしかない。

05:50  会場到着。ここで二桁ウェーブのB.B.先輩とSと別れる。下山用の荷物を預け、くま先輩と一緒に富士北麓駐車場までの往復でアップ。回転数高めで心拍を上げるよう努める。160(理想を言えば170)くらいにはしたかったけど、距離が短いこともあって140くらいまでしか上がらなかった。また、脚に少し疲れが残っていて不安になる。富士北麓駐車場到着時に、Nunber BANANAを1本食べる。

06:15  会場に戻る。第3ウェーブのくま先輩と別れ、第4ウェーブ集合場所で待機。待ち時間中、ストレッチして身体をできるだけほぐしておく。ここでNunber BANANAをもう1本食べる。胃薬のおかげか、胃に重さは無いものの食べることに飽きてきた。

06:55  自分のスタート30分前。Mag-onとワンセコンドBCAAを摂る。

07:15  第4ウェーブスタート。スタートラインへの移動中、pedalistの渡邊さんががんばれーと声をかけてくれた。スタート時はゲート横にいたpedalistの人達も声をかけてくれ、気分が少ししゃきっとする。

パレードラン区間をゆっくり移動し、計測地点でGarminのスタートボタンを押す。ここからが本番。上り始めてすぐ、あまりのキツさに心が早々に萎えかける。というのも、ブロンズ獲得のためには平均時速17kmくらい出ないとダメだと聞いていたものの、14km台しか出せなかったからだ。1合目までの平均傾斜は一番きついのでセーブして走るべし、とも聞いていたので、ここで頑張って後に響いてもなぁ…という弱気も頭を覗かせ、自分のメンタルの弱さにさらにメゲる、という状態。

ブロンズは無理でも昨年よりは早くなるだろ、と気を取り直して上がっていく。5km地点でラップを測ってみると、ブロンズ獲得ラインより3min弱早くて、おや、これはいけるんじゃね?と思う。しかし期待して後半垂れてしまい、がっかりするのも嫌なので忘れることにする。

ただ、その後も10kmで5min、15kmで6min、20kmで8minと貯金が貯まっていった。これはこの後垂れてもいけるな、と思ったのは15km地点だったと思う。ただ、逆に言えば成績に対するハングリーさが距離に応じて無くなっていったということでもある。オールアウト寸前まで持っていければあと4分縮める事ができたかも、と思うものの、自分にはそこまでのガッツは無いだろうな、とも思う。何しろゴール前の登り500mも我慢して踏めなかったくらいだし。

走行中の補給はワンセコンドCCD。3合目通過後と、5合目直前あたりで2回に分けて口に入れた。

それにしても、第4ウェーブ出走だとまだ下山が始まっていないため道路を2車線使って走れるし、中盤以降は早さがだいたい同じ人が揃うのでかなり走りやすかった。

ゴール後はさっさと下山用ウェアに着替え、下山開始地点へ移動。せっかくなので富士山メロンパンやソフトクリームも…という気持ちも無くはなかったけど、これ以上何か食べる気にはなれず、スルーすることに。移動中にpedalistの野田さんと合流。頂上で野田さんのお知り合いの方に写真を撮ってもらった。それにしても野田さんはさすが代表だけあって、顔が広くて驚く。

下山開始ポイントに到着後、10分ほど待機して下山開始。待機中、pedalistの皆さんが次々とゴールしていくのが見えた。左車線側にいれば声をかけられたんだけど、反対側にいたのでちょっとできなかったのは残念ポイント。

下る前に少し空気圧を抜いてから下山。速度を抑えたおかげで、ラパンドラさんとすれ違うときに挨拶できた。その後会場に戻り、振舞いうどんを頂く。去年は2~3杯行った気がするけど、今年は1杯で充分だった。

会場付近はauだけが電波が入らず、くま先輩たちと合流するのに手間取ったけど、会場をうろうろしていたおかげでpedalistの皆さんと会えたのは収穫だった。

4人集まったあと、4.3kmの登りをこなして駐車場へ。帰りもB.B.先輩の運転で、温泉に立ち寄ったりしつつ帰宅。今回、渋滞がすごくてB.B.先輩の負担が大きかったと思う。本人は楽しくてやってると言っていたけれど、今度何かお礼をしないとなぁ。