今日改めてバイクフォーラム青山(ブリヂストン製自転車のショールーム)に行ってきました。
先日行ったスペシャライズド・コンセプト・ショップで、ウチの製品は他社さんのにくらべてここだけは負けませんよ!ってとこはどこですか?と店員さんに聞いたらゼルツやタイヤの径について教えて貰えたので、ここでも同じことを聞いてみました。
「国内メーカーなので、日本人の体形に合わせてフレームが作られていることですね」
…それだけ?
体に合ったフレームが楽しく乗り続けるのに非常に重要な要素だというのは分かっていますが、ブリヂストンのロードバイクはここがすごいよ!みたいなお話が聞けると思っていただけに、肩透かしを食らった気分でした。勝手に期待していただけなんですけどw
聞いてみたら、ここで受注したりしていないとのこと。商売っ気が無いのはそのせいかもしれませんね。
感心するようなお話を聞けなかったのは残念でしたが、この日は別に話を聞きに来たわけではないのです。目的はANCHORの試乗でした。
事前に目星をつけていたのはRFA5 EquipとRFX8 Elite。アルミフレーム(フロントフォークのみカーボン)+105のRFA5に対して、RFX8はフルカーボンフレーム+アルテグラという仕様でした。
RFX8 Elite(2012)
RFA5 Equip(2012)
なんかあってもケツは自分で持ちますよ、という旨の誓約書にサインをして、ヘルメットを借りて試乗開始です。
と言っても、ロードを漕ぐのはこれが初めて。お店の裏の路地でおっかなびっくり10分くらい練習してから公道に出ました。
心なしか、送り出してくれた店員さんも心配そうな顔をしていた気がします。
インプレというほどたいしたものではないですが、感想を書いてみます。
まず、フレームサイズは両者とも同じ480mm。ただ、最初に乗ったRFA5の方がサドルが高い位置にあって、漕ぐのに苦労しました。
振動吸収性能に感してはRFX8の方が明らかに上でした。RFA5では路面の凸凹がダイレクトにサドルとハンドルに響いてきましたが、RFX8では薄いマットを敷いた上を走っているような感じを受けました。このあたりはさすがカーボンフレームといったところでしょうか。
また、RFA5ではシフトチェンジの時に変速しないことがあったのですが、RFX8ではそういったもたつきはありませんでした。
これは105とアルテグラのグレードの違いによるものなのか、試乗で105がヘタってきていたのか、どちらなのか判別がつきませんでした。
試乗したと言っても細かいフィーリングが分かるわけでもないし、RFA5よりRFX8の方が良いという当たり前の結論しか出ませんでした。
しかし、その良さに倍近いお金を払えるかと言われると厳しいものがあります。落車や転倒によるカーボンの破断も怖いですし、やはり買うならアルミのRFA5かなーと思いました。
ブリヂストンのHPからはリンクが切れていて分からなかったため、帰り際にANCHORフィッティングシステムを導入しているお店のリストを貰いました。
その中にあったシクル・マーモットというお店に後日行ってみることにしました。何故かというと、会社帰りに使う常磐線快速の停車駅である松戸駅に近い場所にあったからです。
やはりアクセスしやすい場所にあるって大事ですよね。その5へ
ブリヂストンのショールームが外苑前にあるという事で、仕事の後に行って来ました。
しかし、この日は展示車の入替作業をしていてスタッフが対応できないとのこと。iPhoneでHPを確認してみると、確かにお知らせが出ていました。事前にチェックを怠っちゃダメですね。
仕方ないので帰ろうとしたところ、TRPG系の友人から「近くになるしまフレンドというお店がありますよ」とtwitterで教えてもらったので行ってみました。が、残念ながら休業日でした。ダメな日はダメですねw
がっかりして帰ろうとした目にスペシャライズド・コンセプト・ストアが飛び込んできました。
スペシャライズドのロードバイクもチェックしたことがあって、自分の条件に合うのはロングライド向けのセクター(SECTEUR)シリーズだということをiPhoneのメモに控えいました。
セクターはSport、Elite、Compとコンポのグレードが上がっていくのですが、SportはSORAなので除外です。
残念ながら店頭に実車がなかったので、パンフレットを見ながらEliteとCompについてお話を聞いて来ました。
SECTEUR Sport(2012)
SECTEUR Elite(2012)
SECTEUR Comp(2012)
説明してくれたお姉さん曰く、EliteとCompは全く同じフレームを使っているそうです。
ロングライド向けに、シートステイとフロントフォークにゼルツ(Zertz)という振動減衰機構が取り付けられていて、長い距離を快適に走れるようになっているのだとか。
ちなみにこのゼルツ、Sportのフレームには付いてないらしいです。個人的にはSportを買う理由は完全に無くなりました。
ちなみにワンランク上のルーベ(ROUBAIX)シリーズもフレームは全く同じ作りらしいです。違いは履いているタイヤの径で、ルーベが23c、セクターは25cのものを使っているとのこと。25cだと軽い砂利道くらいだったらスムーズに走れますよ、とのこと。
一方ルーベはフルカーボンフレームなので、フレームだけで見るとセクターより乗り心地はかなり良いそうです。
しかしやはりそこはカーボンフレーム。予算を超えてしまうんですよねぇ。悩ましいです。
とりあえず検討を続けることにして、お店を後にしたのでした。その4へ
ワイズで実車を見たことでロードバイク購入欲に弾みが付きました。mixiの方でその日記を書いたところ、友人から「自分で修理や手入れができないとY'sで買うと苦労するよ」というコメントを貰いました。
気になってちょっと調べてみましたが、ワイズロードは評判がかなり悪いようです。悪評の方が目立ちやすいというのはあると思いますが、火の無いところに煙は立たないと言いますし。
悪い店員ばかりではなく、中には良い店員さんもいるようですが、当たりを引き当てる確率はかなり低いようです。最大手と言って良い規模のチェーンなので、品揃えが豊富なパーツショップとして使うくらいがちょうどいいのかもしれません。
また、トライアスリートの先輩からは「家の近くのプロショップで買うのがいい。故障した時に持ち込めるし、フィッティングまでしてくれるならなおよしだね」というアドバイスを貰いました。
言われてみれば確かにその通りだと思い、調べてみましたが取手にはプロショップ無いんですよね。守谷、柏、松戸あたりにはあるみたいですが。
そんなわけで、次の日曜に守谷の「ON THE ROAD」に行ってみることにしました。ここはTREKというメーカーのコンセプトショップで、つくばにもお店があるのだそうです。
事前に調べると、TREKのバイクにはカーボンモデルのマドン(Madone)、女性向けのレクサ(Lexa)、アルミモデルのツーワン(2/1)というシリーズが出ているようです。
最初のうちは頻繁に転ぶだろうし、割れたら終わりのカーボンフレームに手を出す勇気も財力も無かったので、最初から2/1シリーズを見てみようと決めていました。
ちなみにコンポについてもkanabunさんから聞いていて、上位モデルと互換性の無いSORAよりは上にしようと決めていました。
そんなわけで見てきたのは以下の3車種です。
1.5(2012)/新ティアグラ
2.1(2012)/だいたい105
2.3(2012)/ほぼ105
2.5(2012)/ほぼアルテグラ
2.1と2.3は同じ105を使っていますが、2.1の方は下に書いたような細かい部分でコストを抑えているようです。このあたりは説明してくれた店員さんが教えてくれました。 ・2.1も2.3もクランクセットがSORAよりも低ランク
・2.1はブレーキキャリバーがノンブランド製品
・2.1はシートポストがカーボンではない
クランクセットやシートポストはともかく、ブレーキは安全性に直結する部分なので妥協はしたくありません。もし1.5や2.1を買っても新ティアグラか105のキャリバーに変更すると思うので、余計な工賃がかかるかと思うと選択肢からは外れます。
そうなると2.3か2.5のどちらかになるのですが、いかんせん2.5は20万オーバーのお値段なので、他にヘルメットやウェアなどを買い揃えて行くことを考えるとキツイ価格です。
なら2.3で…と思うものの、カラーリングが好みではないんですよね。個人的には2.5の方が好きです。
結局、この日は簡単なフィッティングだけしてもらい、帰りに守谷二郎を食べて帰宅したのでした。
その3へ
酒の席で友人のkanabunさん(CAAD10乗り)から「自転車はいいよー」と散々聞かされているうちに、ロードバイクに興味が出てきました。
とは言え、今までスポーツサイクルはおろかスポーツにすら興味の無かった身です。はじめてシマノについて教えて貰った時なんか、(あー、ミズノね。スポーツでは有名だよね)などと思っていたほどです。今思うと赤面ものですねw
そういうわけでロードバイクって何だよ、ってところから調べることに。デジイチを買った時もそうでしたが、調べて知れば知るほど欲しい気持ちに歯止めが効かなくなるタイプなので、この時点で8割がた買うことになるとは思っていました。
そんななか、3月2日にkanabunさんがワイズロードに行くというので着いていくことに。今思うと、ここで完成車を見たのが転機だったと思います。
行ったのは御徒町店でしたが、店内にずらっと並べられていた完成車を見て回った時にSCOTTのSpeedster S20に目が留まりました。
赤と黒のカラーリングとリムの赤い模様がカッコイイと思ったんですよね。これで105ブラックが使われていたらこの場で購入していたでしょう。
ただ、残念ながら完成車で使われているのはシルバーでした。
ブラックの方が似合うと思うんですけどね。
Speedster S20(2012)
実は、何年か前に大学のサークルの先輩や同級生に自転車の購入を勧められたことがありました。その時はブリヂストンとパナソニックのHPを見に行った記憶があるんですが、10万を超える価格に驚いて即検討をやめた記憶があります。
おそらくデジイチやレンズの価格を見ていて金銭感覚が緩んでしまったのだと思いますが、このときはすんなり買おうかな―という気になっていました。慣れって恐ろしいものですねぇ。
その2へ